扉
2010年3月から8月、録音制作された。(mp3, 3’37, 5.3MB)
扉を開く。
何かが起こるかもしれないし、
なにも起こらないかもしれない。
俺?
俺には行きたいところが、向かいたいところがあるのだ。
それが、扉の向こう側なのかどうか、それはわからないが、
かといって、ここでもないような気がする。
<歌詞>
扉の前に立っている 俺は扉を開けるだろう
扉の前に立っている 俺は向うを見たいだろう
春の野原かも
夏の岸辺かも
心を残してきた あの 甘い触れ合いかもしれないぜ
らんらら ららんらら
すべて洗い流せるのなら
ああ、なんていいのだろう
忘れられぬ生の喜び
さあ、迷うことなく 扉の取っ手に手を掛ければいい
扉の前に立っている 俺は扉を開けるだろう
だってここは始まりでも、或いは終わりでもない
だってここは始まりでも、或いは終わりでもない
らんらら ららんらら
すべて洗い流せるのなら
それはなんて素敵なのだろう
地獄を塞ぐ蓋だとしても
さあ、迷うことなく 扉の取っ手に手を掛ければいい
隔てられた二つの世界
それとも向うも同じ世界?
俺は扉に手を掛ける
さあ さあ さあ
<使用道具>
ストンプボックス | サヌカイト | ムビラ | 手拍子 |
ドーラック |
クラシック・ギター | フォーク・ギター | 擦弦ギター | ヴァイオリン |
iPhone (Shurtibox) |
波
2010年3月から7月、録音制作された。(mp3, 3’27, 5MB)
波紋が波に
波紋が渦に
無防備な俺を翻弄する、取るに足らぬ、かすかな波紋
<歌詞>
何事もない かすかな波紋
波のように押し寄せる
渦のように引き摺り込む
何事もない 小さな波紋が
大波のように押し寄せる
取るに足らない かすかな波紋が
<使用道具>
ストンプボックス | こきりこ | ムビラ |
ドーラック | テフ |
鍵盤ハーモニカ |
クラシック・ギター | フォーク・ギター | 擦弦ギター | エレクトリック・マンドリン |
iPhone (Shurtibox, Droneo, iGendyn) |
臓物のメロディ 臓物のリズム
2010年3月から5月、録音制作された。(mp3, 7’35, 11MB)
はらわたにため込まれた言葉や気持ちを味わえるかい。
はらわたで発酵する情熱や衝動の香りに鼻を近づける勇気があるかい。
そいつらは、強烈で、しかも、自分を試すような連中なわけだぜ。
食ったところで、嗅いだところで、いいことあるわけでもなかろう。
だからそんなこと、まるでなかったことのようにふるまうのも良い生き方・趣味だろうと思うぜ。
はらわたの中身を食い散らかし、鼻を近づけてみる下等な饗宴など、目に映らないことにすればよいのだし、それで生きていけるのだろうから。
<歌詞>
遂に今日は 裏が表だ
今日だけは 裏が表だ
昨日までの王は馬鹿だ
昨日までの馬鹿が王だ
王は馬鹿だ
馬鹿の王だ
王が馬鹿だ
馬鹿が王だ
内臓を振り回せ
内臓を吹きならせ
臓物を振り回せ
臓物を吹きならせ
内臓のメロディ 内臓のリズム
臓物のメロディ 臓物のリズム
はらわたのメロディ はらわたのリズム
内臓のメロディ 内臓のリズム
下衆が上等だ 下衆が
歴史的な下衆だ 下衆だ
下衆が上等だ 下衆が 下衆だ
下衆が上等だ 下衆が
記録的な下衆だ 下衆だ
下衆が上等だ 下衆が 下衆だ
揺らめく炎、明滅、酩酊
揺らめく炎、明滅、酩酊
俺が下で 君が上だ
俺が下で 君が上だ
俺が下で
内臓を振り回せ 遂に今日は
内臓を吹きならせ 裏が表だ
臓物を振り回せ 今日だけは
臓物を吹きならせ 裏が表だ
<使用道具>
ストンプボックス | 手拍子 | 瓶(叩・吹) | 洗濯板 | 口琴 maultronmeln | マラカス | 木製おもちゃ |ドーラック | 杖鼓 | ダラブッカ | ダウル(ミニチュア) | 糸擦り太鼓 | カズー |
鍵盤ハーモニカ | シプシ |
クラシック・ギター | フレットレス・ギター | プリペアード・ギター |
iPhone (Shurtibox, Droneo) |