洗濯板
washing boad
- 産地:
- タイ王国
- 製造者:
- 東陶機器(株)
- 材質:
- 木 合板製
- 分類:
- 体鳴楽器
- 奏法例:
- ギザギザ面を擦る
リズム楽器としてジャグ・バンドなどに導入されることが多いようだ。そのような洗濯板はブリキで出来たアメリカン洗濯板であり、金物の響きがウキウキ感を誘うとされブギウギウキウキであろう。結構なことだ。ジャグ・バンドでプレイする者の見解によれば木製の洗濯板は不向きとされる。が、私はロシアからの歌舞団が木製の洗濯板を演奏するのを見たことがある。いいのだ。何だろうと。気にしなければ。写真はマジで洗濯用に生産された洗濯板そのものである。
昨今、楽器をインテリア小物にする人も多いようだが、このマジ洗濯板はインテリアには不向きかもしれない。例えば壁掛としてあなたのお部屋の壁を飾ってみる。そこへ彼女が訪れた図を想像してみよう。
「ゎーい吉田くん(仮名)の部屋だ。ところでそれナニ?」
「あーアレクサンドラちゃん(偽名)、洗濯板だよ。インテリアさ」
「???。ところで吉田くん(仮名)バンド始めたんだって?何担当してるの?」
「洗濯板だよ。そこにインテリアとしてぶら下っている」
「???」
「今度ライヴ来てくれよな。絶対。アレクサンドラちゃん(偽名)が来てくれたら最高のプレイが出来そうな気がするんだ」
「???」
見よ。会話が噛み合わないことになろう。
あと、これはこのまぬけページを閲覧した貴方だけにこっそり打ち明ける極秘情報だが、私はこの洗濯板にネックとアームを装着して洗濯板弾き語りを行なう予定だ。しかも曲調はパンクだ。体鳴楽器弾き語りパンクだ。真似すんなよ。ん?、ネックとアームに機能はない。ファッションさ。
(2007年6月記述)