帰路
2007年5月から2007年7月にかけ録音・制作された。(mp3, 5'19, 6.7MB)
Original Music: Neo-Fusion / wo_seven
Music: I.Jet
Lyric: 移動式音楽班
wo_seven / Neo-Fusion のカバー。カバーさせていただく事を快諾してくださったwo_seven氏に感謝します。
原曲の演奏のいくつかの部分と基本的な構成をベースにしながら、かなり自由にアレンジさせていただいている。一見、バラバラな要素がひとつになるような印象、まるで、聖なる場所への音の巡礼のようだなと、原曲から感じたものだ。そんな漂う印象はそのままに、遠いところからの帰り道という構成をイメージしてみた。どこか、遠いところからの帰り道、艶っぽい思いで頭がいっぱいになる。艶の報いか、裏切りか、罠か、不運か、それは知らぬが、男は困窮する。
<歌詞>
向こう側から 戻る途中
向こう側を 俺は見た
今は 君のことでいっぱいだ
ずた袋の中身 乾いた木の実 かさついた葉っぱ さかなの干物 味気のない豆
食うものも食い尽くし 迷い果てる帰り道
君のことばかり考え 道しるべ通り歩いてきたが
なぜかこの様
何の仕業なのだろう 謎、 闇
君の唇の味を思い出したいんだ
向こう側から 戻る途中
ずた袋の中身 まあるい石ころ 尖った貝殻 摘んだ花びら こぼれた種子
墓標か それが俺の 見つからぬ帰り道
これが仕組まれた筋書きで もう戻れないのだとしたら
実に無様
何の仕業なのだろう 薄々、 確信
君の唇の形 なぞりたいんだ
向こう側を俺は見た
向こう側を俺は見た
君の唇の味を覚えておきたいんだ
君の唇の形 覚えておきたいんだ
太陽 焼き尽くしてくれ 俺を 激しく焼き尽くしてくれ
夜よ 消し去ってくれ 俺を 冷たく消し去ってくれ
巡礼
焼き尽くしてくれ 太陽 跡形もなく焼き尽くしてくれ
消し去ってくれ 夜よ 優しく消し去ってくれ
巡礼
<使用道具>
ダラブカ / ドーラック / カズー /鍵盤ハーモニカ / クロマチック・ハーモニカ / ケーン
/ エレキ・ギター / クラシック・ギター / フレットレス・クラシックギター / プリペアード・ギター